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2006年 12月 02日
これは、かなり端っこな本だ。
中学生の頃「ロードショー」とか「スクリーン」(まだあんのか?)を読んでいた人、そんでもってその後スプリングスティーンなんかにハマった人には、めちゃくちゃストライクゾーンな本だ。 そうでない人にも、紹介されているスターは、けっこうメジャーなので、パラパラ読んでへーんなウンチクをゲットするにはいい本かもしれない。ミラ・ジョヴォヴィッチが意外といいアルバム出してるらしいとか、ブルース・ウィリスはブルースをやるらしいとか、「スタートレック」のカーク船長がベン・フォールズと共演していたとか。 っていうか、私はヒラリー・ダフとリンジー・ローハンが女優だって知らなかったよ。 映画スターが歌っているCDを168枚も紹介している力作なのだが、まずそのスターが全員外国人というところで、すでにこの本の著者池田英樹はクラスで2人くらいしかいない趣味の人なのだ。 しかもこの人、ブルースとアメリカンロックを深く愛している。ピーター・ギャラガーの項など、ホントに愛がにじんでいる。ピーター・ギャラガーって誰? そのくせ、ユーロビートからブリットポップからシャンソンからソウルから、雑食に造詣が深い。学年に2人くらいしかいないタイプだ。放送研究会とか、アメリカンTOP40研究会とかそんなところでは尊敬されていそうな。 そういう人は、ロッキン・オンでコラム書きなさい。 実は、この本を書いた池田くんも編集者のYも、私の知り合いだ。 この文章は勝手に宣伝である。 宣伝こんなもんでいいか? 宣伝になってない?いやそんなことないだろう。 しかし、読んでみて感心したけど、歌うスターってのはなかなかいい隙間をついている。これ英語版を出してロスの本屋に並べたら面白いんじゃないかな。アメリカ人も意外と気がついてないネタがあるかも。 ちなみに著者の池田くんは、デザイナーでスターの似顔絵がすげーうまい。もちろん、この本で紹介したCDは全部持ってるらしい。 まあ、こうなると当然日本版はやらないのかって話になるのだが、日本のスターさんはほとんどフツーに歌っちゃってるからなあ。 私は168枚のうち、ちょこっとしか聴いたのがないんだが、一番好きなのはヴァネッサ・パラディのやつだな。あれは名盤。賛成。
by denkihanabi
| 2006-12-02 02:19
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