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2005年 05月 19日
残念ながら、期待したほど笑えなかった。
笑いって難しいな。感覚が人によって違うし。 アイディアはすごく面白いと思う。 見かけだけで女を見ていた男が暗示をかけられて、デブでブスな女が、スタイル抜群の美女に見えるようになってしまう。この超デブ女がグウィネス・パルトロウというのがウリなのだが。 「メリーに首ったけ」みたいにストレートに来なかったのが残念。 ジャック・ブラックも、どこか爽快さに欠けた。 昔、「銀河鉄道999」で美醜の感覚が地球とは逆さまの星っていう話があった。鉄郎みたいな顔はハンサムで、メーテルみたいな顔はブスという星。でも、「999」はしんみりした感じのハナシだった。 「愛しのローズマリー」も、実はもっとしんみりしたところがあった方が心に来るネタだったのかも知れない。火傷病棟の子供が元気な可愛い子に見えるというところは、相当いいんだが、それってコメディ的なよさじゃない。 かなりシリアス系の泣きのよさ。「シックスセンス」みたいなよさだ。 でも、そういうときこそユーモアが必要で、笑いと泣きの配分ってむずかしいなーと思いました。 ウェットになっても嫌だし。 ウォルトがすごかった。あの役者は本当に脚がないのかな。 テーマがこういう、「見かけ上の美と、内面の美」というものなので、障害者ネタを始めとする「肉体的欠陥を笑う」っていうネタが、なんか笑いにくいものになってしまっていた。それでもカラッとドライに仕上がってるのは、ある意味すごいセンスかもしれない。楽しい仕上がりとは言えないけれど。 ストーリーや脇役(ウォルトを除く)はステレオタイプなのが、とりあえず破綻しない秘訣らしい。 実際に、外見でなく内面を見てしまう目を持ったら、コワいよね。本当「シックスセンス」だよな、これは。ロジャー・コーマン系の映画で「X線の目を持つ男」ってのがあって、子供の頃テレビで見て怖かったのを思い出した。
by denkihanabi
| 2005-05-19 01:56
| 映画ネタ
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