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2005年 04月 21日
![]() 面白すぎ。笑い通しで、笑い涙がかわくことがありませんでした。 ラーメンズの2人はすごい。アイディアはいいし、ネタは練られてるし、うまいし、息は合ってるし。見てて、笑いながらほれぼれしました。 去年突然ハマってビデオを見まくったのですが、生ラーメンズは今日がはじめて。 久しぶりに苦労してチケットを取っただけあって、下北沢の本多劇場は通路まで満員でした。 舞台が明るくなり、ビデオで見たのと同じシンプルなモノトーンの背景に、モノトーンの服の2人が浮かび上がると、もうラーメンズの世界になっています。もうなんか、すでに不条理です。 最初のコント、旅立つ男と見送る男。旅立つ男、小林賢太郎が歩き去ろうとすると、見送る男、片桐仁が声をかけ、旅立つはずの男はなかなか旅立てない、という奇妙な間の笑いではじまるのですが、途中から。唐突にスピードアップして話は別世界に突入します。 これは説明できません。ビデオが出たら見て下さい。相当ムチャな言葉遊びから、強引な展開で突き進むのですが、それがアクションもタイミングもピシッとハマっていて、見事です。爆笑しました。 シナリオがきっとあるのでしょうが、それを読んでもあんな風になるとは、分からないだろうなあ。 2本目の友達の誕生日を祝いに行くシュールな話、あれは得意技ですね。小林賢太郎は、映画に出るならコメディじゃなくてスリラーに出て、サイコキラーを演じたら怖そうです。コメディじゃ舞台より笑える作品にするの難しそうだし。 3本目(順番はうろ覚えですが)は「風が吹けば桶屋が儲かる」という、ルールの決まったコトバ遊びでどこまで笑わせられるかという、実験のようなコント。 4本目、バニ−部。これは放置プレーネタとでもいうのか、ときどきやりますね。今回は新入部員片桐が舞台中央にじーっと座っていて、その回りでバニ−部主将小林が暴れまくる。片桐が笑ったら負けらしいです。 このコントはどこまでシナリオがあるのか、どこからアドリブなのか分かりません。観客はみな彼らのファンなので反応がものすごくよく、小林は相当飛ばしてたみたいに見えました。私も相当笑いました。 5本目、謎の求職者が現れるコント。これは逆に片桐が攻めて、小林が受けるという得意のパターンです。くわしくは書きませんが「フォッッフォッフォッ・・・ボブ・サップ」は笑いました。 6本目、芋虫のレイコの話。 これねえ、なんでこんなこと思いつくのか、笑い終わって我に返ってから、感心してしまいました。説明しませんが、これは必見です。もちろん、メチャクチャ笑えます。 今回の最高傑作はこれかな。 ラスト7本目、「不思議の国の・・・日本語講座」。これは定番コントの新作です。かなり長いのに、最後まで笑わせる言葉のテクは見事。 一言でいうと、「熊ポン」。 あれ、アリスが出て来なかった、と思っていたら、カーテンコールに(カーテンないけど)5回も出てきて、たっぷりアリスネタをやってくれました。 席がよかったせいもあり、舞台はビデオで見た印象と、大きくは違いませんでした。むしろ編集がないぶん、2人の表情や仕種がかえってよく見えた気がします。 でもやっぱりライブには、ラーメンズの2人と観客との間に、笑いのグルーブ感のようなものがありますね。あれはビデオや映画じゃ成立しない。どうしても映像は観客との関係がクールになってしまいます。 最後のあいさつで、小林賢太郎が「この辺に(頭の上で手を回して)笑いの塊が漂ってますから、深呼吸して帰って下さい」と言っていましたが、まさにそういう何かが存在していました。 次の公演も、また行きたいですね。チケット取るの、大変だけど。 ■
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by denkihanabi
| 2005-04-21 02:30
| アートネタ
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