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2005年 02月 15日
チャーーーーーチャチャチャチャチャーーーーー!です。
クラシックでゴージャス。 言い換えれば古くさくて大袈裟な大凡作。時間もちょっと長すぎな気もする。 でも、クリスティーヌ役のエミー・ロッサムが可愛いからあるていどはオーケーです。私が中学生なら惚れて下敷きに写真入れてますね。 今どき珍しい、超古典的お姫さま系ヒロインで、よかったです。次回はもっと正統派B級オカルトものに出て欲しいです。 ミュージカルなのに、踊りを見た印象があまり残っていない。 クリスティーヌと怪人、それに金持ちイケメン男の3人のアップと、豪華大セットと豪華衣装、ひたすらそればっかりだった。 例によって私は舞台版を見ていない。多分、舞台も歌メインのミュージカルなのだろう。私は踊り系ミュージカルが好きなので、その段階ですでに全然不満だ。 監督もまた、あまりミュ−ジカル向きではないように思う。「バットマン3」とかの人だが、この人はプロダクション・デザイナー、つまり美術さん出身らしく、セットのきらびやかさが歌や踊りより目立っているのはそのせいだろう。 ブロードウェーの演出家が監督した「シカゴ」に比べると、随分ミュ−ジカル度が低い映画だ。まあ、内容が全然違うので、くらべるのもどうかとは思うが。 生まれ育ちは「エレファント・マン」だという解説がとってつけたように入ってたが、それもどうかなあ。「彼は天才よ」って力説するあの女もよく分かんない立場のままだったし。あんな秘密基地みたいな地下室をひとりで作れる天才なら、他に生きようもあろうにとか思うし。 黒いマスクで舞台にカッコよく乱入してきたときは、右の額の部分、全然キレイだったんですけど、マスクとったら髪の生えてるとこまでただれてましたし。怪人、気分でメ−ク変えてるな。キスするところではややマトモになってた気がする。 茶化しているわけではなくて、怪人の設定がいい加減でハンパにカッコいいので、これは究極の片思いのハナシなのに、彼の哀しみを鮮烈に感じられないのだ。 こんなんじゃダメでしょう。もっと切なくなきゃ。書いてるうちに、どんどんカス映画な気がしてきました。 クライマックスであのイケメンくんを縛るとこも、舞台ならもしかしたらあれでいいのかも知れないが、映画的にはあのそれなりに強そうな若者を、そう簡単には縛れないんじゃないか、とか思うな。 この映画「キャシャーン」に似てる。ボロボロなストーリーを音と映像で強引に盛り上げて、「愛!」とか叫んで開き直る。 そういう意味ではキリヤ監督(どんな字だっけ)はハリウッドでやれるってことになりますね。英語もしゃべれるみたいだし。実際、いけると思います。ウタダより可能性があるかどうかは分かりませんが。 話がそれました。 まあ、酷い出来の映画だと思いますが、豪華なのでそんなに損をした気にはなりません。 エミー・ロッサム可愛いし。 デ・パルマの傑作「ファントム・オブ・パラダイス」もよろしく。
by denkihanabi
| 2005-02-15 22:57
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