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2009年 08月 22日
たまには、HMVに行った方がいい。
今日、試聴コーナーで見つけました。 THE BOXER REBELLION いや、知らなかったなこれ。かっこええわ。 一番いい時代のU2のような、捻れたロマンティシズム溢れるギターサウンド。泣きながら未来を叫ぶ歌。 これは、いいっす。 英語の歌なので、何言ってるのか全然分からないんですが、タマシイは全部入ってきます。 こーいうのが、ロックだぜ!! こーいうのが、俺は大好きだ。 こいつら、ぜってーBIGになるな。 U2がいて、RADIOHEADがいて、COLDPLAYがいて。 で、次はこいつらだ。そういう音。 セカンドの1曲目、最高!! この歌のために死んでもいい。 聴け!! ライナーによると、THE BOXER REBELLIONは、2005年にファーストアルバム「EXITS」を出した後、所属レーベルが潰れてしまい、どこのレコード会社とも契約しないままライブ活動を続けていたらしい。 セカンドアルバム「UNION」は、今年、最初はデジタル配信でのみリリースされた。レコード会社とは契約していないのだから、自主制作盤、本当の意味でインディーズだ。 つまり、このアルバムは、彼らが本当にやりたい音を、渾身の思いで作り上げた音なのだ。 それで、この完成度。 この、センスと技術。 どこまで魂のあるやつらなんだ。 感動的だ。 私はギターが弾けないので、バンド活動はほとんどやったことがないのだが。 このバンドがいてくれれば、俺は自分で音楽やらなくてもいいや。 そのくらい好きな音だ。 「UNION」は名盤だと思います。 ところで、THE BOXER REBELLIONは直訳すると「ボクサーの反乱」だが、それはどういう意味かというと、「北清事変」あるいは「義和団の乱」のことらしい。 1900年に起きた中国、当時の清の、ヨーロッパ列強排斥運動だ。世界史で聞いたことがある名前だ。 義和団は、義和拳という拳法の使い手の集団だったらしい。つまりここで言うBOXERは、カンフーマンである。 面白い名前を見つけたもんだな。
by denkihanabi
| 2009-08-22 01:00
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