面白い映画とつまらない映画はどこが違うのだろう?
2010-02-06T21:30:01+09:00
denkihanabi
ここんとこ、わりとマメに書いてます。
Excite Blog
中国2−0日本
http://dhanabi.exblog.jp/12796536/
2010-02-06T21:14:00+09:00
2010-02-06T21:30:01+09:00
2010-02-06T21:15:00+09:00
denkihanabi
サッカーネタ
今日の試合は、2−0で負けてました。
なにがベスト4だ。
ワールドカップ決めただけで満足してんじゃないのか。
特に中盤。
今日は最低だった。
巧い、速い、が売りの中盤が、へたくそ相手にオタオタしててどうする。
だらしねー。]]>
雪
http://dhanabi.exblog.jp/12769854/
2010-02-01T23:49:00+09:00
2010-02-01T23:50:08+09:00
2010-02-01T23:49:12+09:00
denkihanabi
徒然ネタ
横浜市内。23時30分。
車がしずしず走っている。
なんで夜の空が緑に写るんだろう。
明日の朝、電車止まるかもな。]]>
「アバター」が新記録らしい。
http://dhanabi.exblog.jp/12736631/
2010-01-27T01:00:00+09:00
2010-01-27T01:02:42+09:00
2010-01-27T01:01:03+09:00
denkihanabi
映画ネタ
すごいね。ジェームズ・キャメロン。
たしかに面白いけど、そんなにヒットする映画だろうか。
ジェームズ・キャメロンの映画が、マイケル・ベイやローランド・エメリッヒといった、スペクタクル超大作専門監督たちの映画と違うのは、ひとつには作劇がしっかりしているという点だ。ストーリーはオーソドックスだが、シナリオに極端な破綻がない。アクションと爆発を繋いでいるだけの映画とは違う。
もうひとつは、これはキャメロンの映画の大きな特徴なのだが、マッチョなアクションシーンやスペクタクルシーン満載の作品でも、一番強いのは女性だという点だ。
「ターミネーター」のサラ・コナー、「エイリアン2」のリプリー、「タイタニック」のローズ。「アバター」でもナヴィの女性ネイティリが強い。
強い母性というモチーフが常に作品の中心にある。
だから彼の映画は、女性客が見ても楽しいアクション大作になって、男しか見ない映画の倍ヒットするってことなんじゃないかな。
「ET」とか、「スター・ウォーズ」は、家族で見れる大作映画だったが、「アバター」は意外と無敵のデートムービーなのかもしれない。
作品の感想は、そのうち書きます。
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2010
http://dhanabi.exblog.jp/12593621/
2010-01-01T00:29:57+09:00
2010-01-01T00:29:48+09:00
2010-01-01T00:29:48+09:00
denkihanabi
徒然ネタ
あけましておめでとうございます。
今年はどんな面白い映画に出会えるでしょう。
今年はどんな楽しいことがあるでしょう。
いいことも悪いことも全部OKで、お楽しみ。
楽しくいきましょう。
マジでね。
あとね。
日本代表、グループリーグ突破!たのむぜ。]]>
イングロリアス・バスターズ
http://dhanabi.exblog.jp/12576126/
2009-12-28T23:26:00+09:00
2009-12-29T11:57:40+09:00
2009-12-28T23:26:43+09:00
denkihanabi
映画ネタ
っていうか、そのだらだらと冗漫なサディスティック前振りトーク、やや飽き気味なんですけど。
今回何回やった?アタマのユダヤ人が隠れてる農家で1回。ナチスの捕虜を相手に1回。ああそうか、こうやってカウントして行くとネタバレになっちまうな。そのあと、あれとそことあそことあれと最後にあれで、ああ、レストランのあれもあったから、8回。今数えただけで、座って話す暴力直前陰湿会話シーンが、そんだけ繰り返される。
タランティーノが、そういうダイアローグがうまいのは知っている。でもそれがやりたいんなら、次はブロードウェーでやれよ。いや、舞台っぽい映画だなと思いました。舞台やった方がいいよ。タラちゃん。
ナチスの将校をやった役者、なんて人か知らないが、おいしい役だったな。彼と復讐に燃えるユダヤの美少女、二人で持ってるような映画だ。ブラピはいなくても問題なかった。
エピソードが全然つながらないのは、タランティーノの映画ではよくあることだが、今回はユダヤの美少女(まあ少女でもないけど)の凄絶な復讐ものを期待してしまったので、ブラピの部分が話を分断してイライラした。冗漫で散漫。ブラピいない方がよかったっていうのが正直なところだ。
役者の味としゃべくり芸の合間に見せる映画っぽさが、マカロニウエスタンだったりブライアン・デパルマだったりっていうのは、まあ好きな線ではあるんだが、でも、空回りだったね。タランティーノは「キャリー」のサントラが好きだって、昔なんかで読んだことがあるが、本当に「キャリー」好きなんだな。
酔っ払って見て、ネタバレ気にせず喋るにはいい映画かもしれません。
[あ、このあとネタバレかも]
ところで、“Operation Kino"を「プレミア作戦」なんて訳してしまう日本語スーパーは嫌だったなあ。「映画館作戦」ってダサくても直訳してくれないと、タランティーノのシネマパラダイスって感じが出ない。「キスの嵐」に浸るのも「銃弾の雨」を体感するのも、共に正しい映画館体験です。そういう意味では、ナチのただただ撃ち殺し続けるあの映画はかなり面白かった。
さすがにタランティーノ、部分部分は面白いし他の誰もやらないようなキラメキがあるんだよな。
おまけ。いっこ前のタランティーノ映画についてはこちら。これは、けっこう力入れて書いてました。
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E組 オランダ、デンマーク、日本、カメルーン
http://dhanabi.exblog.jp/12445746/
2009-12-05T14:18:00+09:00
2009-12-05T18:29:48+09:00
2009-12-05T14:18:07+09:00
denkihanabi
サッカーネタ
まあ、すべて格上なのは当たり前ですから。
ワールドカップって感じになってきましたね。アジアでやってると、何の試合やってんのかときどき分からなくなるからね。またオランダか。どうせなら違うとこの方が面白かったんだけど。
日本以外の国から見たら、オランダが抜けるのはほぼ堅いとして、カメルーンとデンマーク、どっちが来るかなって予想でしょう。デンマークは大物食いしそうな雰囲気もあるので、オランダも初戦油断すると混戦になる。いずれにせよ、日本戦で取りこぼすとどの国も苦しくなるっていう状況ですね。
苦しくさせてあげましょう。
これでグループリーグ突破したら、世界が驚くと思うよ。トーナメントの組み合わせが分からないけれど、日本ースペイン戦が見たいので絶対突破して欲しいです。
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空気人形
http://dhanabi.exblog.jp/12439907/
2009-12-04T14:03:00+09:00
2009-12-04T14:51:25+09:00
2009-12-04T14:03:54+09:00
denkihanabi
映画ネタ
なんだか恥ずかしい感じの、微妙な映画なのである。
是枝監督は私と同じ年のおじさんのはずなのだが、こんな映画撮っちゃうんだ。
ダッチワイフが心を持って人を愛するようになる、というどこか手塚治虫的な青臭いアイディアが、まずなんだか恥ずかしい。ダッチワイフを恋人にして寂しく一人暮らししている大阪弁の男が、またなんだか恥ずかしい。人間になった空気人形がバイトするのがレンタルビデオ屋で、彼女が好きになる男がそこの映画マニアの店員というのが、ますますなんだか恥ずかしい。
PFFとかで20代の自主映画作家が作った映画っていうんだったら、すげえうまいって感心するところだが、是枝裕和である。そうか、こういうのやりたかったのか。恥ずかしがらずにやってしまうっていうのは、表現者として大切なことなんだなあ、なんてかえって感心した。だいたい自己表現するなんて、恥ずかしいことなんだよな、もともと。
主演の韓国人の女優ペ・ドゥナの横顔が美しい。鼻が高くて。目が大きくて。肌がきれいで。それで、横顔のショットが多い。おっぱいもきれいだ。この映画では裸になるということは重要なことなのだが、女優さんにオーディションでおっぱい見せて下さいって言うのは相当勇気がいりそうなので、監督はこの人が他の映画で脱いでるのを見てキャスティングしたのかもしれない。オーディションで裸になって、おっぱいがイマイチなので今回は別の方で、なんて言われたら、女優さんプロとはいえトラウマになっちゃうだろうな。
空気人形は人形だが、女優は生身の人間だ。だから、カットによって疲れた顔をしてたりするのが妙に生々しかった。この世に生を受けたばかりの初々しい人形を演じているが、この女優は決して若くはない。映画はいつも、若くて美しい女を欲望する。考えてみると、女優というのは空気人形みたいなところがある。
ペ・ドゥナの片言の日本語は人形役にぴったりで、素晴らしいキャスティングだったと思う。ほぼ、彼女を撮るための映画だ。あの子に惚れた人にとっては、この映画は記憶に長く残る映画になるだろう。
〈このあとネタバレがあります。〉それにしても、マイナーなマンガみたいな匂いの映画だと思っていたら、原作はマンガらしい。マイナーかどうかは知らないが。空気人形が自分のゴムの生殖器を水道で洗うところの生々しさに、マンガ的残酷さを感じた。あれは絵だと笑えるのかもしれない。
おそらく原作は短編で、それを軸に脚本・監督の是枝裕和が、エピソードを足していったのだろう。点描的に描かれる、都会の孤独な生きにくそうな人たちは、ほとんど有機的に絡まない。からっぽなのは人間の方だ、という視線でカメラは人々を捉えている。カメラマンのリー・ピンピンは台湾人らしい。もしかすると、異邦人が東京を撮る目が不思議な儚さを生んでいるのかもしれない。
逆に、愛する男の息を吹き込まれた空気人形は、空っぽじゃなくなる。空気人形の頰が紅潮し、温度を感じさせる。美しいシーンだ。でも、空気人形は自分に吹き込まれた愛を、相手に返してあげることができない。
この話、誰かが死なないと終わらないよなあって、途中で思っていたら唐突にそういう展開になった。そうならないストーリーにする選択もあったようには思うのだが。
星野真里が演じる壊れた孤独な女の(あれ、星野真里だって気が付かなかった)「きれい」っていう声で、映画は終わる。「きれい」で、いいんだろうか?その言葉でいいんだろうか?宙ぶらりんな気分になる、声だった。
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ブレイブ ワン
http://dhanabi.exblog.jp/12381971/
2009-11-24T18:43:06+09:00
2009-11-24T18:43:08+09:00
2009-11-24T18:43:08+09:00
denkihanabi
映画ネタ
ジョディ・フォスターは映画に緊張感を与える女優だ。冷徹な目、鋭角的な鼻、強固な意志を感じさせる顎。その一方で色白で小柄で笑顔はチャーミングだ。強さと脆さ、男性的な面と女性的な面を、視覚的に分かりやすく兼ね備えている。ジョディ・フォスターにはサスペンスが似合う。「タクシードライバー」「羊たちの沈黙」「パニックルーム」。逆にキャメロン・ディアスみたいに脱力系コメディには向かない。出てきただけで観客が力を抜けないからだ。この「ブレイブ ワン」も、強くて弱くて知的で不安定な戦う女性ジョディありきの映画だ。
「コンタクト」を見たときに感心したのだが、ジョディ・フォスターの微妙な表情の演技というのは、SF超大作のVFX以上にマジカルだ。この人は、表情を作る顔の筋肉の動きをすみずみまで熟知して、正確に効果的にコントロールできるんじゃないかと思わせる。それも、さりげなく。そんなことができる俳優はそういないだろう。
「ブレイブ ワン」はとてもよくできた映画だが、実はストーリーは凡庸だ。NYで突然の暴力に恋人の命を奪われた女が、拳銃を手に入れて社会の悪を倒していく。脚本はうまく書けていると思うが、発想がB級だ。この手の話はチャールズ・ブロンソンの昔からよくあるのだ。
この作品を面白くしているのは、ジョディ・フォスターの演技のディテールの力だ。監督のニール・ジョーダンは的確に、主人公の表情や仕草や行動を捕らえて見せる。
主人公が女だというのがポイントなわけだから、復讐者となった女に説得力がなければ映画は面白くならない。基本はサスペンスアクションなので、展開が遅くなってはいけないのだが、特に前半テンポをぎりぎりのところまで抑制して、暴力を受けた主人公が家から外に出られなくなってしまうというようなシーンを丁寧に重ねておくことで、殺人者になってからの彼女から観客の心が離れないようにしている。
また、主人公がFMのDJだという設定がうまい。これによって、彼女は心情をやや文学的に話すことができるようになり、またそのときの“すべてを語っているわけではない”人間の表情を見せることができる。
暴漢を射殺した後、トイレで顔を洗い口紅を塗ると表情が落ち着いてくる、というシーンなどは男が頭で考えてもなかなかうまく描けるシーンではないと思う。
そして、殺人者エリカ・ベインとマーサー刑事の間の緊張感が次第に高まっていく様を、シーンを追って表情や仕草の変化で繊細に表現していく。会社で会うシーン、カフェのシーン、病院のシーン、バーのシーン、それぞれ表情が違う。見事だ。この映画、監督がもしクリント・イーストウッドだったら、また違った物になっただろう。もちろん、それはそれで傑作になったかもしれないが、ジョディの役はよりマッチョな精神性を持つことになったと思う。ある種の信念を持った殺人者になっただろう。だが、「クライング・ゲーム」や「プルートで朝食を」のニール・ジョーダンが監督することで、主人公は “女性的な苦さと揺らぎ”のようなものを、最後まで纏うことになった。
ジョディ・フォスターはプロデューサーも兼ねている。彼女はスタッフィングの目も確かだということだろう。サラ・マクラクランの歌も、この映画のエンディングにふさわしい。完成度の割に話題にならなすぎた映画だと思う。
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ウチュレイ!
http://dhanabi.exblog.jp/12378837/
2009-11-24T02:20:36+09:00
2009-11-24T02:20:39+09:00
2009-11-24T02:20:39+09:00
denkihanabi
netネタ
「ウチュレイ!けっこーオモシロくない?」
「マジすか!」
「これ、製作は『3丁目の夕日』とか『つみきのいえ』とかのロボットらしいぜ」
「またすか!」
脱力系アニメ。ツボにきました。ここで全12話見れます。
「ウチュレイ!」]]>
ウォンテッド
http://dhanabi.exblog.jp/12351925/
2009-11-19T13:59:00+09:00
2009-11-19T14:01:44+09:00
2009-11-19T13:59:59+09:00
denkihanabi
映画ネタ
とにかく映像だ。
拳銃をまるでナイフを投げるように振り回しながら撃つ。意匠を凝らした黄金の弾丸が撃ち出され、カーブを描きながらカメラのレンズのすぐ前をハイスピードでよぎり、さらに物理的に不可能な曲線を描いて窓を抜け人々の間をすり抜けて飛んで、ターゲットの額をぶち抜く。
あるいは、車をジャンプさせて、空中で横向きに一回転させ、ターゲットの乗る車の真上でちょうど上下逆さまになって、サンルーフから相手の頭を真上から撃ち抜き、そのまま車を回転させて反対側の車線に着地する。
そんなシーンが緻密に映像化されている。リアルじゃないアクロバティックなアクションをどこまで重量感を持って見せきれるかということだけを追求した映画だ。それだけだが、潔くそれだけなので面白い。
ロシア人監督ティムール・ベクマンベドフがハリウッドで撮った作品だ。内容は彼がロシアで撮った「ナイトウォッチ」によく似ている。この監督の神経症的な映像センスはかなり個性的だ。この路線でこれ以上のことができるのか分からないが、次回作にも期待してしまう。
うだつの上がらない主人公が、暗殺者になって人を殺しまくるという話。
暗殺者たちは、人を殺すことに見事なまでになんの迷いもない。唯一、殺人を止める可能性があるのは親子の情だということになっているが、それもわりとらくらくクリアされる。暗殺者たちは組織に入っているが、暗殺者同士のファミリー的つながりはない。
ラストで主人公は突然カメラに向かって「君は最近何をした?」と問いかける。ゴダールみたいなことをいきなりやるのが面白かったが、つまり「君は何をした?俺は人を殺したぜ」って威張ってるわけだ。この映画を見て、よし俺も殺そうって思うやつはいないと思うけれど(いや「マトリックス」見てライフルを乱射したやつがいたな)。
とことん、殺伐としていて変にヒューマニズムがないところが、爽快でさえある。まあ、ゲーム感覚ってことなのかもしれないが。
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今日の夕焼け
http://dhanabi.exblog.jp/12323394/
2009-11-14T17:17:32+09:00
2009-11-14T17:17:38+09:00
2009-11-14T17:17:38+09:00
denkihanabi
写真ネタ
11月にこんな夕焼けはめずらしい。妙に空気が湿った日でした。この間と同じ川原から。水面の映りが妖しい。タルコフスキーっぽいです。なんとなく。]]>
日本5-0トーゴ
http://dhanabi.exblog.jp/12132218/
2009-10-15T00:19:04+09:00
2009-10-15T00:19:11+09:00
2009-10-15T00:19:11+09:00
denkihanabi
未分類
3試合通じて速いクロスからの得点というところに意識が行き過ぎて、得意のゴール手前での速く細かいパス回しがなくなっていた。日本代表は、巧い選手がそろった経験もあるチームだと思うけど、走りながら複数のことを考えるのは難しいんだな。それは本当に、順番にやっていくしかないな。
狙いのクロスから点が入ったのはよかった。]]>
日本2−0スコットランド
http://dhanabi.exblog.jp/12106133/
2009-10-11T01:21:00+09:00
2009-10-11T12:14:28+09:00
2009-10-11T01:20:45+09:00
denkihanabi
サッカーネタ
ひさしぶりに行ってきました。生・日本代表@日産スタジアム。
「ニッポン!」どどんどんってやってきましたよ。
最後の本田の得点シーンは、反対側のゴールの後ろにいたので、遠くて誰が何をやったのか全然分かりませんでしたけどね。
本田と石川は目立ってました。よく動いてた。あとGK川島のスーパーセーブはすごかったな。あれは目の前だったので、おおーって感じでした。
おとといの香港戦は6−0で、まあ実力差通りの勝ち方でしたが、ジーコのときはあれができなかったんだよね。あれが1−0とかになってたんだ。なぜか。
で、今日は、いわゆるサブのメンバーじゃないですか。でも、かなり気合いの入った動きをしてました。もちろん噛み合わない部分もあるんだけど、それを上回る運動量があった。ジーコのときはサブが主役の日はバラバラだったんだよね。とほほって感じで。
岡田監督、日本人だけあって、日本人選手のメンタルのコントロールに長けていますね。どうやら。香港にせよ、今回のスコットランドにせよ、気合いの入りにくい相手だと思うんですが、モチベーションが高い。ガーナ戦の後半の逆転も、そういう気持ちから生まれたと思うと、これは大切なことだぞって気がします。
と言いながら、この監督はほんとにサービス精神がない。
森本ベンチスタートですよ。そこまでやるかと。そこまで堅く慎重なのは、こうなると心強いですが。
でも次のトーゴ戦は、みんなが期待してるメンバーでスタートしてもらいたい。めったに揃わないんだから。
GK 川島
DF 内田、中澤、闘莉王、長友
MF 長谷部、遠藤、俊輔、本田
FW 岡崎、森本
これ見たいよね。特に前の4人。
でもきっとやらねーぞ、あの監督。
ところで、スコットランド戦、スタジアムの回りにスカートをはいたぶっといスコットランドのおじさんがたくさんいて面白かったです。みんなぶっといんだスコットランド人。あのお腹はビールとスコッチでできてるんだろうな、やっぱり。
応援席からはバグパイプの生演奏も聴こえました。]]>
カムイ外伝
http://dhanabi.exblog.jp/12096372/
2009-10-09T15:23:00+09:00
2009-10-09T15:31:31+09:00
2009-10-09T15:23:27+09:00
denkihanabi
映画ネタ
「カムイ外伝」を見ました。
つまらなかった。
白土三平の「カムイ外伝」。宮藤官九郎脚本。崔洋一監督。松山ケンイチ主演。
思わず期待してしまう名前がならんでいます。
でも、全然つまらなかった。
最初の5分でこれはヤバいと思い、10分で帰ろうかと思いました。結局最後まで見たけれど、何度も時計を見てしまいました。
どうしてこんなことになってしまったんだろう?
つまらない映画は、何がつまらないのでしょうか。
まず、忍者アクション映画なのに、VFXを使ったアクションシーンの編集と合成がうまくいっていません。
崔洋一監督は、インタビューで「活劇がやりたかった」と言っていました。だからアクションは期待していたんですが。
冒頭近くの森の中でカムイが追忍たちを次々と倒すところは、とほほな場面の連続で、見ていてつらかったです。
超人的なジャンプ力を持つ忍者の動きをワイヤーや合成を多用して描いているのですが、よくありません。特にカムイが滝の岩壁をジャンプしながら登るところ(あれはCGだと思いますが)は、早回しみたいな動きが不自然でひどい物でした。監督は、あれでOKを出してはいけないと思います。
また、飯綱落としというパイルドライバーみたいな技に至ってはあまりのアホらしさに失笑してしまいました。非現実的だという意味ではなく、すとーんと落っこちる姿が絵柄的にカッコ悪すぎた。カムイや忍者たちの動きは原作に忠実なのかもしれませんが、もっとカッコよく見せる工夫はなかったのでしょうか。
原作マンガもTVアニメも40年前の作品です。
2009年の観客のアクションに対する感覚は、その頃と全く違います。最近のハリウッド式の、めまぐるしく細かいカットをつなぐ編集をすべての映画が真似る必要はないけれど、でも「バットマン」「スパイダーマン」シリーズなどのアクションシーンをもっと研究するべきです。リアリティと重量感が必要です。音も大切なのかもしれない。森はもっと暗い方がよかったのでは。
日本映画人にとってハリウッド映画は予算的にも技術的にも遠いものかもしれませんが、1800円払う観客にとっては同じです。
クライマックスで、忍者が砂から飛び出してくるアクションと、カムイの回りを飛ぶカモメのCGはよくできていました。でも、「あそこはよかったね」なんて言ってくれるやさしい観客は関係者だけです。カモメ以外のCG動物の完成度の低さの方が、たいていの観客には気になります。
「梟の城」にしても「SHINOBI」にしても、忍者映画はひどいのが多いです。アメリカの「バットマン・ビギンズ」や中国の「LOVERS」に出てきた忍者っぽい連中の方が全然いい動きをしていました。日本の忍者たちにもがんばって欲しいと本気で思います。
見たこともない技とストイックに鍛えた肉体で驚かせてくれない忍者なんて、忍者じゃない。そんな忍者いらない。
またこの映画、ストーリーもよくないです。
バラバラな印象があります。
クドカンが書いた映画の脚本の中では一番悪いのではないでしょうか。
一番の問題は、抜け忍カムイと彼を追う伊賀の追忍たちのエピソードと、馬の脚を切った半兵衛と彼を追う殿様の家来たちのエピソードが、有機的に絡み合わないことです。カムイと半兵衛は一緒にいるけれど、2つの逃亡/追跡劇は結局別々のもののままになっている。
だからサスペンスが生まれない。
思い出したように殿様が現れ、また思い出したように追忍が現れる。そんな印象になってしまっていました。
佐藤浩市の思わせぶりなイカレた殿様が、忍者の話にまるで絡まないので、ストーリーが一本にならないんですね。カムイもスガルと一緒に半兵衛を助けに行くシーン以外では、殿様の存在にまるで興味を持たないし。公開処刑から救出された後、半兵衛は物語から消えてしまうし。
支配者と被支配者の断絶や、不条理なまでの無常観を描きたかったのかもしれませんが、ちゃんとサスペンスアクションとして映画を面白くした上で、それを感じさせて欲しかったです。
もう一つ書くと、小林薫の半兵衛と、後半に出てくる伊藤英明の不動というキャラクターが「わっはっはっは」って笑っているだけなのもつらかったです。あれは俳優のせいではなく、脚本と演出がそうだったのでしょう。あれをやっていいのはアニメの悪役だけです。実写の俳優がやると見ていて息が苦しくなる。これも原作にあったことなのかもしれませんが、映画にしたときどうなのかということをリハーサルやラッシュの段階で確認して、演技を変えることは出来なかったのでしょうか。
こう書いてきてみると、映画をつまらなくする要因は、いろいろな面での精度の低さと、工夫の足りなさなんだなと思います。
合成やCGなどの技術的な精度。ストーリーの構成の精度。アクションシーンの見せ方の工夫。キャラクターの演技表現の工夫。そういうことがひとつひとつ甘いと、つまらなくなってしまう。
逆に言えばそれらをきちっとやっておけば、ある水準までは面白い映画になるということです。本当に面白い映画には、またその先に何かがあると思いますが。
観客を納得させる精度と、楽しませる工夫。
考えたら当たり前のことのようです。でも、それは実は大変なことなんだと思います。2時間ある映画を作るための作業は相当な量あるはずです。とくにこういう手間のかかりそうな企画だと。そのすべての精度を上げて行くのは並大抵のことではないでしょう。
だから、映画関係の人は、まず脚本ありきだって言うんでしょう。土台がしっかりしていれば、その上に家を建てるとき、どこまで精度を上げてどんな工夫をすればいいか見えやすい。
「96時間」のシナリオはザルでしたがストーリーはシンプルで、アクションシーンの撮り方と編集の精度が高く、工夫が凝らされていたので、それなりに面白く見れました。
「カムイ外伝」も、カムイをめぐるストーリーがもっとシンプルだったら、もう少し面白くなったのかもしれません。
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ついさっきの夕焼け。
http://dhanabi.exblog.jp/11965820/
2009-09-19T18:58:00+09:00
2009-09-19T18:59:39+09:00
2009-09-19T18:58:42+09:00
denkihanabi
写真ネタ
今日の夕焼けはきれいでした。今年一番かも。
川の水面の映りが美しかった。
今日は露出をいじりながら撮ったので、わりと見た目に近い色かな。まあ、目とカメラは違うものですけどね。]]>
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