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2008年 12月 01日
目薬、と言えばジョー・ギデオンである。
ジョー・ギデオンはブロードウェーの売れっ子振付師兼演出家だ。嘘つきで女たらしで超才能があってバリバリ忙しい。 カッコいいじゃないか。 ジョー・ギデオンは朝起きると、カセットプレーヤーでヴィヴァルディをかける。シャワーを浴びる。クスリを飲む。目薬をさす。鏡に向かって言う。 “It’s showtime folks ! ” ショータイムだよ、ってたしか字幕には書いてあった。 それは毎朝の、彼の儀式だ。 彼はそのように一日を始めて、彼の戦場であるブロードウェーの劇場や稽古場で仕事をし、彼の愛する女たちやダンサーたちやプロデューサーや作曲家やその他いろんな人たち、つまり彼の愛するミュージカルを共に生きる人たちを、信頼し裏切り愛されて裏切られ、毎日を生きている。 そして、心臓の病気が彼の命の照明の電源を落としてしまうまで、ジョーは踊り輝く虚飾で人生をショーアップしつくそうとする。 カッコいいじゃないか。 ジョー・ギデオンは「オール・ザット・ジャズ」の主人公だ。ジョーは、監督のボブ・フォッシーの自画像だと言われている。本当のボブ・フォッシーがどんな人間だったのか、私は知らない。私にとってはボブ・フォッシーとジョー・ギデオンは同一人物だ。 10代のときにこの映画を見て、私は「うわ!」って思った。わかりやすい日本語で翻訳すると、「かかかか、カッコいい!」みたいなことだ。 しかし私にはダンスの才能はないし、クスリはちょっとおっかない。ヴィヴァルディと"It’s showtime folks ! "はキザだろう。と、いうわけで、シャワーと目薬だけマネすることにした。 この二つはすっかり習慣化して、今でも朝はシャワーを浴びるし、なにかと目薬をさす。 ちなみに愛用している目薬は、「ロートZi φ」です。 「オール・ザット・ジャズ」 「シカゴ」
by denkihanabi
| 2008-12-01 01:01
| エイガノキオク
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