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2008年 05月 12日
18世紀のイギリス。田舎貴族ベネット家には5人の娘がいる。女性には相続権がないため、家の領地を守るには娘の誰かが金持ちと結婚するしかない。そんななか、隣接する領地に大富豪で身分の高い貴族の独身男性ビングリーが引っ越してきた。そして彼の親友のダーシーは、さらに輪をかけて大金持ちだった。
5人姉妹とその母親は色めきだってビングリーの邸の舞踏会へ。おだやかな性格の長女のジェーンは見事、ビングリーの心をつかんだ。一方気の強い次女のエリザベスはダーシーと、なぜだか険悪な仲に。 さて、彼女たち彼たちの恋模様はどうなっていくのでしょうか? という、どーでもいーですよ、な話である。 転校生がやってきた。あ、なんかちょっとカッコいい?でもなによ、スカしてていけすかないやつじゃん。あーゆータイプはごめんよ。でもなんか気になるし、よく会っちゃうんだよなーアイツと、え、彼の家って大富豪なんですって?ああ、あたしったらあんなひどいこと言っちゃってどうしよー! っていうやつである。っていうか、原作はその原型らしい。 この話を、堂々とまじめに映画にしている。 でも、あまりにまじめに作っているので、逆に途中でこれはコメディなのかなと思ってしまった。ダーシーさんが毎度毎度、都合のいいところで現れすぎるものだから。なぜ、ここにいるの?ってエリザベスでなくても思ってしまいます。なぜならば、それは映画だからだよ。 監督は「つぐない」のジョー・ライト。「プライドと偏見」は彼の劇場用映画第一作だ。「つぐない」ほどではないがテクニカルで、映像は美しい。 ダーシーの求愛を断ったエリザベスの部屋に、夜ダーシーが手紙を届けるシーンの時間を短縮した見せ方や、ダーシーの大邸宅をエリザベスが訪れるシーンの幻想のような描き方(あのシーンは夢オチかと思ったくらいだ)はジョー・ライト節とでもいうようなきらびやかさだ。 この監督には、今度は現代劇を撮ってもらいたいな。
by denkihanabi
| 2008-05-12 21:00
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