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2005年 11月 03日
主人公の名前が「花火」なので、前から気になっていたのだが見ていなかった。ハナビとヒバナのひと夏のラブストーリー。
ハナビ役の山崎まさよしの芝居がうまいのに驚いた。うまいというよりは、セリフがすごく自然。歌もうまいし、楽器もいろいろできるし、無器用そうな顔をして器用な人だ。あの絵も自分で描いたのだろうか。 山崎ファンには大切な映画なんだろうな。 この映画は、大好きになる人もいると思いますので、見てない人はこの後を決して読まないでください。 ヒバナはつらかった。「セカチュー」の長澤まさみみたいな“白いワンピースの処女”。なんでこんなヒロインを描きたいなんて思うんだろう。存在がありえないでしょう。最初の30分で見るのやめちゃおうかな、とさえ思った。 真田麻垂美という人らしいが、しんどいな。ダンスもあんまりうまくないし。山崎まさよしが歌うまいだけに、可哀想だった。 ハナビにめんじてがまんして最後まで見て、ああそういうことかあ、まあ悪い映画でもなかったかな、という気になったが、ちょっと忍耐がいります。 まさか、幽霊ものだとは思わなかったな。 それならヒロインが現実感ないのも、セリフが不自然なのも、いつも白いワンピースなのもしかたないなー。って、そうなのか? 微妙だなあ。 映像はきれいで、ファンタジーなのは最初から感じられるのだが、まさかユーレイとはねー。どうりで夏の田舎で蚊に刺されないわけだ。 やっぱり“山崎まさよし素敵”っていう視線で見てないと、ややしんどい99分かもしれない。 ハナビが曲を書けなくなっていた理由はついに説明されないが、あれはそれでいいんだろうか? ラストの3カット、ピアノを弾き終えたハナビの表情の次に、見つめ返すヒバナのアップが入って、月のアップで終わるのだが、あそこはヒバナのカットを入れるべきではなかったと思う。ハナビの視線の切り返しは誰もいない部屋の方が、寂しさが強く感じられていい終わり方になった。もちろん、検討した末にああいう編集にしたんだろうが。 あの心はいつも一緒にいる、みたいなカットは、甘いな。 全体の、なんだか初々しい感じは、嫌いではないんですが。 壁の上にヒバナが立っている絵は、きれいでした。
by denkihanabi
| 2005-11-03 02:26
| 映画ネタ
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