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2004年 12月 21日
正直言ってあまり期待していなかったのだが、これは、いい。
究極のデート・ムービー。歴史の浅いカップルも、いい加減疲れたカップルもクリスマスはこれを見てワインでも飲んでハッピーになるといい。 でも、見終わってからキスする相手がいないときは、ちょっと寂しいかもしれないな。 オープニング、いきなりあいつが出てくる。あいつとは「スティル・クレイジー」のボーカルのあいつだ。あのまんまの役だ。これでもう、私は半分OKだった。ビリーのセリフは英語が分かればサイコーだったんだろうなあ。こういうイギリス映画特有のひねくれキャラ、大好き。 ”Wait one second”って言い回しが何度も出てくるのだが、この「1秒待たせて」いる間の行動がいい。 カール(ロドリゴ・サントロ、やたらイケメンの)を戸口で“1秒”待たせて、サラがすぐ横の階段の下で、ガッツポーズをするところ。ああいう、分かりやすいがちょっと忘れてしまいそうな、こまかいところの気持ちの描き方がうまい。 微妙に恥ずかしいくらいのことを、ギリギリ許せる節度を保ってやっている。 そういう、恋をした人間の、ちいさなバカバカしい無駄な行いをコレクションして作ったような映画だ。 素晴らしい。 すごくよくできたフジテレビのドラマのような映画ではあるが、これだけよくできていればテレビドラマだって感動してあげます。 クライマックスのポルトガル語のプロポーズは、ちょっと泣けたね。 カミング・アウトするが、私は「タイタニック」で5回泣いた男だ。 ミスター・ビーンがいいとこを持って行ってたね。あのデパートのジュエリー売り場のシーンは最高!「イースター・パレード」のレストランのウェイターのようだ。 アメリカに行ったコリンのバカ・ハッピーネタもいい。あれは一種の差別ネタだと思うが、その辺もイギリスっぽい。でも、ケン・ローチと同じ国の映画とは思えないな(笑)。 リチャード・カーティスという脚本兼監督、映画をよく知っている。 そもそも、これだけオールスターキャストで(と、言っても渋いメンツだけど)散漫にならないというのは偉い。 オープニングとエンディングが韻を踏んでいるのも好き。 ちょっと誉めすぎたかもしれないが、久しぶりにラブ・ストーリー好きのツボをつつかれた。 なぜか見終わってから、関係ないんだけど、コールド・プレイとレディオ・ヘッドを聴いた。「CREEP」いいなあ。
by denkihanabi
| 2004-12-21 03:34
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