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2009年 06月 06日
斉藤洋という童話作家の本が、ものすごく面白いです。
立て続けに何冊か読みました。 「しろくまだって」「「おまえだ!」とカピバラはいった」「ルドルフとイッパイアッテナ」「風力鉄道に乗って」他にもあったかもしれないけど、ぱっと思い出したのはこの四冊。 何が面白いのかというと、もちろん本だから言葉が面白いんだけど。 主人公が優等生なのに嫌なやつじゃないのが面白い。寂しいやつなのに泣かないのが面白い。 それじゃよく分かりませんね。 ちょっと引用しましょう。 ちょうど手元にあったので、「風力鉄道に乗って」から。 「車掌さん。この列車はこれからどっち方向に行くんですか。」 ぼくたちのすぐそばにきた車掌さんにマイケル・フォックスブラザーさんがたずねると、車掌さんは、 「それですよ、問題は。」 と言ってから、 「まだ、きまってないんです。風向きがいまひとつはっきりしないもんですからね。お客さんはバリツノネツキに行かれるんでしたね。私の長年の経験では、この列車はバリツノネツキには行かず、たぶん、ニダカタゲハ経由でルアモデンナ行きになると思いますよ」 と答えた。 面白いでしょう。 え、まだよく分からない? 主人公の出てくるとこ引用しろって? それはごもっともだけど。 じゃあ、一冊読んでみては? それがいいですよ。 図書館の児童書のコーナーの「さ」のところにいくと、いっぱい並んでます。 あ、このエントリのタイトルが、「おまえだ!」とカピバラはいった、なのは、一番口当たりの楽しいタイトルだったからです。 あ、ぜんぜん関係ないけど、今日はダミアンの誕生日ですね。
by denkihanabi
| 2009-06-06 01:37
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